HI-TEC SPECIAL INTERVIEW

HI-TEC PEOPLE
#001

ハイロック
アートディレクター

1974年にイギリスで誕生したライフスタイル・アウトドアブランド<HI-TEC>

世界初の軽量アウトドアブーツの開発や、ランニングやスカッシュ、テニス、サッカーをはじめ、多くのスポーツで歴史を彩る数々の名作シューズを生み出してきたHI-TECの新たなウェブコンテンツ<HI-TEC PEOPLE(ハイテック・ピープル)>がスタート。

その時代その時代でテクノロジーを駆使しながら、革新的なシューズを生み出すことにチャレンジし続け、時代を彩ってきたHI-TECが、同じくチャレンジを続け、時代を躍進する、さまざまな人物たちにフォーカス。

ブランドを代表するモデルやその歴史を紐解きながら、彼らがこれまでチャレンジしてきた過去や培った価値観、そしてこれから目指している人生やライフスタイルについて触れていくインタビューコンテンツです。

HI-TEC PEOPLEの第1回目は、アートディレクターとして各方面で活躍する「ハイロック」さんが登場。ハイロックさんのアトリエにお伺いしながら、HI-TECにまつわる思い出から、「A BATHING APE」のグラフィックデザインを経て、表現の場を選ばないマルチクリエイターとなった背景やチャレンジしてきた経緯などをインタビュー。

また今回のインタビューと合わせて、ハイロックさんとのコラボレーションアイテムを特別制作。アンケートページより応募いただいた方から抽選で30名様に「HI-TEC & HIROCK T-SHIRT」をプレゼントします。

ほかでは手に入れることができない、数量限定のスペシャルコラボアイテム。皆様のご応募お待ちしております。

※詳しい応募方法、アンケートページは こちらのインタビューページ最後に掲載しています。

HI-TEC & HIROCK T-SHIRTS プレゼントキャンペーンは3/31(水)をもって応募締め切りとなりました。当選は4月上旬に商品の発送をもってお知らせさせていただきます。

ちょっとマニアックっていうイメージも手伝って、今でもすごい好きなブランド。

- 「HI-TEC」はもともとは1974年にイギリスで誕生したアウトドアブランドですが、その後ランニングやスカッシュ、テニス、サッカーなどをはじめ、スポーツ各分野において名作シューズを開発したり、FBIや各国の軍で採用される「MAGNUM」などを展開していますが、もともとハイロックさんはブランド自体ご存知でしたか?
ハイロック(以下H):これはもう知ってましたね。僕世代のいわゆる40歳オーバーのカジュアルなファッションが好きな人間だったら必ず目にしたり耳にしたりするブランドですよね。ブランドとしてはメジャーにして流行らせたいんだろうけど、やっぱり僕らだとその一歩手前くらいが一番面白いんですよ。爆発する、咲ききる前の美しさみたいな(笑)だからやっぱちょっとマニアックっていうイメージも手伝って、今でもすごい好きなブランドですね。今46歳なのでハタチちょい過ぎぐらいかな?だから今から20数年前、30年もいかないぐらい前ですよね。MAGNUMとの出会いが1番最初のHI-TECとの出会いかな。だからスニーカーではなくMAGNUMのコンバットブーツ、ワークブーツみたいなイメージでしたね。
- その当時MAGNUMを持っていたんですか?
H:もちろん持ってました。丈の長いモデルですね。
- じゃあその頃はかなり履きならしていたと?
H:履きならしてましたねー(笑)今考えれば合わせ方としては結構斬新でしょうね。リーバイス履いてMAGNUMのブーツ履いて、それで東京の洋服屋さんのオリジナルウェア着たりとか、イギリス物のコート着たりとか。多分面白い格好してたんだろうな当時から。
- ちなみにその時履いていたモデルの色は?
H:色はその時ブラックしかなかったかな。本国では展開があったのかどうかわかんないけど、日本ではその色しかなかった。
- 当時はMAGNUMだけでなく、HI-TECのほうもご存知だったんですか?
H:知っていましたね。やっぱりミリタリー好きっていうのもあって、例えば「SAS(Special Air Service:イギリス陸軍の特殊部隊)」がつけてる時計だのグローブだのって男の子好きじゃないですか、そういうの調べるのって。ロレックスのサブマリーナはどこの軍が採用してたとか。HI-TECはそういうので必ず名前が出てくるブランドですよね。「SILVER SHADOW」でしたっけ? グレーカラーのモデルをイギリス軍に支給されてましたよね。
- そうですね、SILVER SHADOWはイギリス軍にトレーニングシューズとして採用されていた歴史があります。
H:そんな背景もありながら、ブランド自体はそこまでメジャーじゃない。だからめちゃめちゃカッコイイんですよね。あまり有名になってほしくないです(笑)

「これMUSTだよ」って言いたいですね。ダブルミーニングでね。

- 今回はHI-TECがイギリス軍のトレーニングシューズとして開発した「MAGNUM U.S.T」にフォーカスということで、このモデルについて色々とお話をうかがっていきたいと思っています。ちなみにモデル名は「Magnum Uniform Service Trainer」の略で、本国では通称「MUST(マスト)」と呼ばれています。
H:カッコいいねー!「これMUSTだよ」って言いたいですね。ダブルミーニングでね(笑)「ファッション好きにはMUSTです」みたいな(笑)
- そうですね(笑)今回はそのMUSTのブラックを履いていただいてますが、久しぶりのMAGNUMはどうですか?
H:当時、20数年前に自分が履いていたMAGNUMとはもう別モノですよね。デザインとかファッションの取り入れ方の感覚とか。当時はワークブーツとかバイカーブーツとか結構流行ってて。ああいうものが高すぎて買えない少年でも買える値段だったんですよね。気軽に味わえるミリタリーって感じ。でもこれはもう今風スニーカーと言っても過言ではないっていうか。だから以前履いていたMAGNUMとは別モノとして考えなきゃいけないんだろうなと思いますけどね。
- こちらは2013年に開発された最近のモデルということで、当時のモデルとはずいぶん様相が違いますね。ちなみにハイロックさんから見てデザイン的にどういったところが目につきますか?
H:かかとの部分にロゴが入ったり、内側やインソールとかにも性能や機能を表すロゴが入っていたり、そういう細かいディティールがくすぐりますよね。ニューバランスとかもそうだけどソールとかに「ENCAP」 とかロゴが入ったりとか。あとソールが「VIBRAM」だよね。
- そうですね、VIBRAMのアウトソールを採用しています。実際履き心地はいかがでしたか?
H:履き心地よかった!足入れも良くてすごい気に入りました。今だと履くのがめんどくさい靴は履きたくないっていう年齢に差しかかっちゃってるんで。なので最近はニューバランスのような楽で快適なものを履いているんだけど、このMAGNUMもそれと同じような感覚がありますね。
- ハイロックさんは最近だとグレーを好んで履いているイメージがあるんですけど、ブラックのカラーリングはどうですか?
H:実はカラーにはそんなにこだわりはなくて。赤のスニーカーもらっても喜んで履けるみたいな。だから特に違和感なく履けますね。
- 今日はステューシーのスウェットとリーバイスのデニムにMAGNUM合わせて、少しだけボリュームのあるスタイルですね。
H:いい意味で少し野暮ったいモデルなので、こういったカジュアルなスタイルが良いかなと思って。ちょっと前もこういう野暮ったいダッドシューズって流行って、バレンシアガとかもすごいの出したりしてるけど。このMAGNUMもそういったジャンルの雰囲気があるモデルですよね。

一歩間違えるとカッコいい・カッコ悪いの分かれ道になってて、これは本当にうまくいった恒例。

- それと今回2021年春の新色として「デザートタン」というカラーが登場しますが、今手元でご覧になってみて印象はいかがですか?
H:これもすごいカッコいい。ブラックと両方持ってたいねコレ(笑)並んでるとさらにカッコいい。特にこのデザートタンは今っぽい雰囲気ですよね。昨今のアウトドアブームも手伝って、一般的にはサンドベージュとも言われますけど、最近結構流行ってきているカラーですね。
- ちなみにブラックとは各所違う素材を使ってたりします。
H:ブラックはスムーズレザーで少し艶のある雰囲気だけど、新色はヌバックレザーですかね?少しザラッとしてて、マットな質感もいいですよね。
- そうですね。色の特徴を捉えてあえて素材を変えてます。
H:艶のあるデザートタンだとちょっと安っぽく見えちゃうんだよね。あとアウトソールをよく見るとハニカムっぽい型押ししてるんですね。ブラックだとあまりよく見えないけど、このカラーだと目立ってカッコイイね。テキスタイルで言うと、ハニカムのリップストップナイロンとかもそうだけど、なんかテクノロジー感感じるよね。
- 先ほどハイロックさんが言われてましたけど、アウトドアブームの流れもあり、カラーやディティールなど、とても今の雰囲気に仕上がってるかなと思ってます。
H:ね。ノームコアなカラーリング要素もあるから、その側面から見ても今の気分にぴったりじゃないかな。
- 確かにオリーブドラブとかも一般的な色になってきていますし、そういった側面の流れもありますよね。そういえば、ハイロックさんはよく靴紐も変えられたりしてますよね。
H:履きやすくするために伸縮性のあるシューレースにしたりとかね。そうするとまた快適性上がりそうだよね。このモデルだったら、VIBRAMソールなので登山ブーツみたいな紐だったり、リフレクター入りの靴紐とかも合いそう。そのあたりはどこでも手軽に買えるし、靴紐で遊んでみてもいいよね。
- そういったちょっとしたカスタムも面白そうですね。
H:だけど、何もカスタムせず真面目におじさんっぽく履くのも全然アリかな(笑)
- (笑)
H:この手のシューズは一歩間違えるとカッコいい・カッコ悪いの分かれ道になってて、これは本当にうまくいった恒例ですね。良い意味でのダサさ加減が絶妙(笑)こういうデザインはイギリス軍からの要望やエッセンスが入ってたりするんですかね?
- イギリス軍からの要望を受けて開発しているとは言われているんですけど、基本はベースになるモデルがあって、それをもとにリファインして開発している可能性は高いですね。
H:サイズは25.0cmからでしたっけ?女性が履いても良さそうですよね。あれ?デザートタンはカカトにMAGNUMのロゴはないんですね。今気がついた。
- そうですね。先ほどの素材とも関係してくるんですけど、デザートタンはデザインも多少異なっていて、ブラックにはあるつま先のリフレクターもナシになっています。
H:ちなみにデザートタンは実際イギリス軍でも採用されているカラーなんですかね?
- 正確な情報は入ってきてないのですが、公式のカタログには掲載されているカラーになりますね。
H:日本人は軍採用のストーリーとかミルスペックとか大好物ですからね(笑)アウトドアでもヒマラヤ登山クラスのオーバースペックなアイテムとか。そう考えると日本人って恵まれてますよね。そんなオーバースペックなものを街中で着れるっていう。

コンセプトとしては、ちょっと抜けてる感じで、昔のスポーツ用品店で配ってたノベルティ。

- 今回はインタビューと並行して、ハイロックさんと一緒にスペシャルなアイテムを作ろうという企画となっています。今回はデザインいただいたアイテムはTシャツですが、日本ではアパレルの展開がないので非常に楽しみですね。
H:楽しみですねー。デザインの背景でいうと、日本のファッションの文脈の中にダサいのがカッコいいという文化があって。あれは日本人のDNAなのかな?カッコつけてるとカッコ悪いってあるじゃないですか。皆さんも持ってると思うんだけど、特に自分はそういった感覚をすごい持ってて。例えば努力してるところ見られるのはカッコ悪いとかさ。なんか昭和に育った人ってそういうのない?(笑)
- 確かにそういう感覚ありますね(笑)
H:あいつカッコつけすぎててカッコ悪いわみたいな(笑)あと家電とかでもピカピカに決まりすぎちゃっててカッコ悪いみたいな。ちょっと力抜けてるぐらいに見せとくほうがカッコよく映るんじゃないかって思ってる派なんですよ。だからファッションでもそうで、あんまり肩肘はってカッコいいロゴやキレッキレの服を着てるのはカッコ悪いと思ってて。だから今回のTシャツのコンセプトとしては、ちょっと抜けてる感じで、昔のスポーツ用品店で配ってたノベルティを着てるみたいなのをカッコいいとするっていうのを狙ってて、HI-TECのロゴがズバッとフロントに入れて、スカッシュのラケットのアイコンがバックに入れたデザインにしてみました。
- スカッシュはHI-TECの歴史には登場しますが、日本人にはかなり馴染みのない球技ですよね(笑)
H:そう、ほぼ馴染みゼロ。でも昔の欧米のドラマでよく見ますよね。中年のいけすかないお父さんが友達とスカッシュして誰かの悪口話してるみたいなシーン(笑)仕事でライバル関係にある2人がスカッシュで対決してるとかさ。
- ありますね(笑)あとは「ハイテック」と「ハイロック」の響きが似てるっていうのもあって、ロゴも横並びでデザインされていますね。
H:やっぱりブランド名と自分の名前がぴったり合いますから。これを機に日本のHI-TEC親善大使として契約結んで欲しいなって(笑)
- そうですね(笑)Tシャツは抽選で30名にプレゼントということで、早く街中で着ている方を見かけたいですね。
H:ね。でもHI-TECっていう名前がいいよね。学生の時から思ってましたもん。良い意味ですごいカッコいい名前だなって。
-なかなか付けられそうで付けられないというか。
H:スニーカーに付けるブランド名じゃないというか(笑)でもそんなところがカッコいいんですよね。

誰が見ても頂点って言うか、目指すべき山って言うか。だからやっぱりそこに入る、挑戦することに惹かれたんでしょうね。

- 続いて、ハイロックさん自身について色々とお聞きしていきたいと思います。このインタビューは「HI-TEC PEOPLE」ということで、HI-TECが長い歴史の中で、その時その時でテクノロジーを駆使し、チャレンジしながら数々の名作シューズを作ってきた背景になぞらえて、各方面で活躍されるクリエイターやデザイナー、アーティストの方々にフォーカスし、チャレンジしてきた過去、またこれから目指している人生やライフスタイルについてお話しをうかがっていく企画となります。ハイロックさんは現在アートディレクター、メディアクリエイターとして各方面でご活躍されていますが、もともとご出身は群馬県前橋市で、その後「A BATHING APE」のグラフィックデザイナーとして所属されていましたが、そのあたりの経緯を教えていただけますでしょうか。
H:そうですね。やっぱり生きているとその場その場で選択肢があるじゃないですか。人生ってその小さい選択肢の連続だと思ってるんですよ。結果振り返ると大きい選択がポンポンポンっていくつかはあるんだけど、基本的には毎日毎日迷うことや選ぶことがあって。今日ご飯はどこで食べようかもそうだし、どの人と一緒に仕事しようかっていう選択肢もあるし、そういった選択肢の連続の中でエイプに行くか行かないかっていうのが、一番大きい選択肢としてあったんですよね。その時は20代後半だったのかな。前橋で十分仕事もできていたし食べてもいけてたので、そんな歳になってから東京行くのもちょっと怖いじゃない。だからどうしようかなと思ってたんだけど、行くことを選んだんですね。
- 東京に行く前からグラフィックやデザインのお仕事は結構されていたんですか?
H:でも今考えればそれもオママゴトだったかな。その時はもちろん真剣にやってたけど、今考えればデザインの「デ」の字も言えないくらいの仕事しかしてなかった。まあ情熱は燃やしてやってたけどね。
- その中でエイプとの出会いやきっかけがあったと?
H:そう。でも基本的にはエイプの人たちがみんな群馬の人だからね。NIGOさんをはじめ、その時の専務もそうだし。だからアプローチはしやすかった。モノが好きっていうのもファッションが好きっていうのも今でも変わらないんだけど、地方から東京を見た時にその当時の裏原宿ブームって異常なほどだったじゃないですか。もう誰が見ても頂点って言うか、目指すべき山って言うか。だからやっぱりそこに入る、挑戦することに惹かれたんでしょうね。
- エイプに在籍するという大きな選択をし、そこからグラフィックやデザインをさらにレベルアップさせていったかと思いますが、ちなみにどのくらいの期間在籍されてたんですか?
H:15年ぐらいですかね。今でもエイプを抜けられたNIGOさんと一緒にお仕事しているので、まだコンテニュー中ですけどね。
- ちなみに在籍中に特にチャレンジされたことはどんなことでしょう?
H:なんでしょうね。当時はとにかくグラフィックデザインで直球で勝負はできないと思ったんですよ。なんでかっていうと、その時自分の先輩にSKATETHINGさんとMANKEYさんという二大巨匠がいて。もうグラフィックデザインでは駄目だわと思って。だからエイプに入った瞬間にもう自分の中で向かう方向が決まって。グラフィックデザインだけだと絶対この人たちに勝てないから、アートディレクターになろうと思うんだけど、そこではグラフィックデザインが仕事なので、もうとにかく馬鹿はさ、元気良くていっぱい運動するしかないんだよ、実力がない者って(笑)その二人には技術でもセンスでも敵わないから、とにかく元気で二人がやらないめんどくさい仕事とか、他の人がやる仕事の倍以上を目指して運動量を使って毎日やってた。
- じゃあ毎日ほぼフル回転でチャレンジされてたんですね。
H:そうですね。日々フル回転でしたね。

何か自分を変えたければ、自分を置く場所を変えてみる。

- エイプの後は2011年に独立されたということで、これもハイロックさんの中で大きな選択肢となっているかと思うのですが、どのようなきっかけだったんでしょうか?
H:それはもう必然で、目標であるNIGOさんが抜けられたエイプに魅力を感じられなかったからですかね。
- それから活動の場を東京から故郷の前橋に移されましたが、それはどのような経緯だったんでしょう?
H:独立してから5年ぐらい東京でやってたんだけど、何か仕組みを変えないとこれ以上自分の人生とか仕事の大きさの膨らみを出せないなと思ってたから。で、色々なタイミングが重なって群馬に戻ったって感じですね。
- やっぱり仕事やライフスタイルはだいぶ変化しましたか?
H:そう、群馬戻ったら遊びゼロ。東京と距離が離れてるから夜も誘われないし(笑)帰ってきて早々だからまだ近くに友達もいないし(笑)
- まあそうですよね(笑)
H:だから東京いた時に週末に遊んでた時間が、群馬だと仕事の時間に置き換わっていったって感じですね。仕事と遊びが一緒の感覚というか。
- 遊ぶように仕事をするようになったわけですね。ちなみにこちらのアトリエはご実家ですよね?
H:そう、元々母親が喫茶店をやってて、とうに辞めていたスペースを改装して自分のアトリエにしました。
- モノ好きで有名なハイロックさんのアトリエということで、見どころがたくさんありすぎますね(笑)好きなモノを集めた自分の空間を作る、というのはかなり面白くやりがいのあることですよね。
H:そうだね、自分の集大成でもあるしね。やっぱりモノを買うだけだとそのモノが最後までゴールできたとはならないので。どこに置くか、隣り合うものと総合して、拡張して、機能するところまでがモノのゴールだから。そこまでうまくできないと、ただカッコいいモノを数万〜数百万だして買ってきても、そのモノは活きていないというか。
- この空間でお仕事されるとまた一段と気分が変わりそうですね。これだけモノに囲まれているとたまに集中できなくなることはないですか?(笑)
H:それはないかな(笑)まあ自分のモノだしね。これが人の家だったらかなり気が散ると思うけど(笑)若い世代にも伝えたいメッセージとしては、環境が人を変えるってことですかね。何か自分を変えたければ、自分を置く場所を変えてみるっていうね。

どんな職業であれ、いつであれ自分を表現し続けることというのが一番重要。

- 今ではデザインのお仕事以外にも色々な活動をされていて、例えばラジオ出演や、最近ではご自身のYouTubeチャンネルやオンラインサロンの運営など、マルチクリエイターとしてますますチャレンジを活性化されてますね。
H:とにかくどんな職業であれ、いつであれ自分を表現し続けることというのが一番重要で、要はそれが自分の生きた証になるわけじゃないですか。表現しないで終わる人生ほど寂しいものはないからね。だから仕事で表現したり趣味で表現したり、歌手だったらステージで表現したり、サッカー選手だったらピッチで表現したり、個々で規模は違えど色々表現していかなくちゃいけないわけで。今では色々な表現の場があるし、その都度その都度で自分に合ったプラットフォームを見つけて活動している感じですね。今だったらYouTubeで表現することが最適だなとか、ちょっと前だったら雑誌だったり。そういう風に自分の表現の場をどんどん変えていく、変化させていくということを意識してやってますね。
- YouTubeは昨年あたりから本格的に活動されていますが、スタート時からすでにユーチューバーだったかのように何も違和感なくやられているのはすごいですよね。実際、動画の制作やYouTubeというプラットフォームで自身を表現していくのは面白いですか?
H:面白いんだけど、やっぱり少しだけめんどくさいところはあるね(笑)
- そうですよね(笑)ちなみに撮影の機材は買い足していってる感じですか?
H:そう、でも動画の機材って言ってもiPhoneで撮ってたし。最近はGoProに変えたけど。あとは照明関係を揃えたぐらいかな。
- 最近はGoProにハマってるようですね。
H:うん、今はGoProが一番楽。2台体制で撮ってますね。
- 続いてオンラインサロンについてですが、もともとは「FRESH NEWS DELIVARY」や「HIVISION」などのご自身の情報メディアを運営されてましたが、それが進化していったという感じでしょうかね?
H:そうだね。あとは年齢的に自分が得ることも大事なんだけど、人に伝えていくことも大事だなって思ってて。オンラインサロンは自分が苦労して得たことややり方などをコミュニケーションを取りながら教えることができるプラットフォームなので、自分より若い人達にそういうことを色々と伝えていければって思ってやってます。ガジェットやモノの選び方、デザインの話とか。あとは自分とは関係なくオンラインサロン内で発生するもの、例えばカレーが好きな者同士で集まってもいいし。逆にそこから自分にとって新しい発見があることもありますね。
- すでにさまざまな活動をされてきていますが、これからさらにチャレンジしていきたいモノゴトはありますか?
H:なんでしょうね、、でも本軸はデザインという仕事にあって、そこを軸にしてモノが好き、デザインが好き、ラジオやる、YouTubeやると続いているので、やっぱりデザインは楽しみながら極めたいですよね。またファッションっていう軸もあるので、デザインとファッション、その辺りを楽しんでいきたいですね。

人と会わなくなったことによって、リアルに人と会うことの大事さとか、それが生きている醍醐味だったんだなとか、そういうことは結構感じましたね。

- 昨年2020年よりコロナウィルスが蔓延し、世の中全体の意識やライフスタイルが変化してきていますが、ハイロックさん自身も何か変化はありましたか?
H:そうですね、やっぱり人と会わなくなったというのはもちろんなんだけど、基本的にグラフィックデザイナーの仕事の仕方ってもう10年ぐらい前からもう今のリモートワークのようなスタイルって確立できてるんですよ。電話で打ち合わせしたり、ZOOMはなかったけどSKYPE使ったりとか。テレビ会議みたいなこともやってたし。基本極力人と会わないっていうのがグラフィックデザイナーの働き方だから、そういう意味ではあんまり大きな変化は起きていないんだけども、だけどやっぱり人と会わなくなったことによって、リアルに人と会うことの大事さとか、それが生きている醍醐味だったんだなとか、そういうことは結構感じましたね。画面上では毎日会ってるけど会ったことにはなってないんだなと思って。
- 確かに。慣れてきてはいますけど、やっぱりリアルに人と会ってコミュニケーションする大事さってありますよね。
H:生きてる感触がないんですよね。ゲームの中にいるみたいな。やっぱり人と会うしかないんだよね、結局は。
- 最後にこれからハイロックさんが求めるライフスタイルのあり方とはなんでしょう?
H:すごい簡単なことで言うと、もうインターネットに束縛されて生きたくないなっていう。スマホがなくても楽しかったあの時代を思い出したいですね。まあそうは出来なくなっちゃってるんだけど。スマホに時間を取られすぎちゃっている人もいるじゃない。ずっと小さな画面を見てる人もいるからさ。今このような状況を経験したからこそ、これからはうまくバランスを取りながらインターネットではなくリアルな体験や生き方の方を大事にしていきたいですね。

ハイロック
アートディレクター

アパレルブランド「A BATHING APE」のグラフィックデザインを経て2011年に独立。表現の場を選ばないマルチクリエイターとしてのキャリアをスタート。デザインワークを生業とする一方で、自身の情報サイト「HIVISION」を運営し、雑誌やウェブマガジンでの連載をはじめ、メディア各方面にグッドデザインアイテム、最新ガジェットを紹介。

MAGNUM U.S.T

Magnum Uniform Service Trainer (MUST)は、軽量で運動的かつ快適なトレーニングシューズを求めるイギリス軍の基準に基づいて2013年に開発されたモデル。 通気性のいいメッシュパネルと取り外し可能なインソールを採用しており、激しいトレーニングでも快適な履き心地を実現。また、安定感があり耐久性のあるソールユニットにはVIBRAM製アウトソールを採用しています。 イギリス軍に採用されて以降、現在も新兵全員が基本訓練用のユニフォームとして着用しているモデルです。2021年春夏の新色としてDESERT TANが登場。ムーンスター公式オンラインストア、全国の取扱い店にて販売いたします。

オンラインショップはこちら

ショップリストはこちら

※上記ページのHI-TEC LIFESTYLEのショップリストをご覧ください。
※店舗によりMAGNUMのお取り扱いがない場合もございます。

HI-TEC & HIROCK T-SHIRT

PRESENT CAMPAIGN

HI-TECとハイロックさんで特別制作した、コラボレーションアイテム「HI-TEC & HIROCK T-SHIRT」のプレゼントキャンペーンを開催。

3/16(火)- 3/31(水)の期間、下記アンケートページより応募いただいた方より抽選で30名様にプレゼントいたします。

ほかでは手に入れることができない、数量限定のスペシャルコラボアイテム。皆様のご応募お待ちしております。

HI-TEC & HIROCK T-SHIRT プレゼントキャンペーン詳細

  • ■応募期間:3/16(火)- 3/31(水)
  • ■カラー:ホワイト / グレー
  • ■サイズ:M / L / X L
  • ■アンケートページ

    HI-TEC & HIROCK T-SHIRTS プレゼントキャンペーンは3/31(水)をもって応募締め切りとなりました。当選は4月上旬に商品の発送をもってお知らせさせていただきます。

  • ■その他詳細・注意事項
    • ・アンケートページでご希望のカラー・サイズをお選びください。
    • ・ご応募はお1人様1回までとなります。
    • ・当選は商品の発送をもってお知らせさせていただきます。当選・落選のお問い合わせは承ることができませんので、あらかじめご了承ください。
    • ・商品お届け後のカラー・サイズ交換は承ることができません。
    • ・ご入力いただいたお送り先情報にお間違いがないようご注意ください。

[個人情報について]

  • 本キャンペーンにおいて取得した個人情報(氏名、住所、電話番号等個人を特定できる情報)の取扱いにつきましては、個人情報保護方針にもとづき、下記の通り取扱います。
  • いただいた個人情報は、応募頂いた方への連絡や賞品の発送等、本キャンペーンの運営の目的のみに使用いたします。
  • 応募いただいた方の個人情報の第三者への開示につきましては、次の場合を除き、行いません。
  • 「ご本人の承諾を得た場合」
    「賞品の提供などのために、業務委託先に情報を開示する場合」
    「法令等により開示を要求された場合」
  • なお、個人情報の取り扱いについては弊社のホームページをご確認ください。